『機龍警察(ハヤカワ文庫JA)』月村 了衛

内容(「BOOK」データベースより) 大量破壊兵器の衰退に伴い台頭した近接戦闘兵器体系・機甲兵装。『龍機兵』と呼ばれる新型機を導入した警視庁特捜部は、その搭乗要員として姿俊之ら3人の傭兵と契約した。閉鎖的な警察組織内に大きな軋轢をもたらした彼ら…

2012年10月の読書メーター

読んだ本の数:9冊 読んだページ数:3402ページ ナイス数:2ナイス http://book.akahoshitakuya.com/u/82562/matome?invite_id=82562■道化師の蝶 中篇二作が収められていたけど、どちらもなんかメタな小説。『これはペンです』同様に読んでておもしろかった…

2012年9月の読書メーター

読んだ本の数:12冊 読んだページ数:5099ページ ナイス数:3ナイス http://book.akahoshitakuya.com/u/82562/matome?invite_id=82562■夏への扉[新訳版] 昔、福島訳を読んで、新訳は小尾さん。どちらもいい訳ではあるのだけど、やっぱり今読むなら新訳の方が…

2012年8月の読書メーター

読んだ本の数:16冊 読んだページ数:6036ページ ナイス数:1ナイス■天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈下〉 (ハヤカワ文庫JA) 読了日:08月30日 著者:小川 一水 http://book.akahoshitakuya.com/b/4150309698■隠居宗五郎―鎌倉河岸捕物控〈14の巻〉 (…

2012年7月の読書メーター

読んだ本の数:10冊 読んだページ数:3861ページ ナイス数:0ナイス■ダイナミックフィギュア〈上〉 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション) 読了日:07月28日 著者:三島 浩司 http://book.akahoshitakuya.com/b/4152091959■銀のなえし―鎌倉河岸捕物控〈8の巻〉…

『ミストボーン―霧の落とし子〈1〉灰色の帝国』ブランドン・サンダースン(金子司)

内容(「BOOK」データベースより) 空から火山灰が舞い、老いた太陽が赤く輝き、夜には霧に覆われる“終の帝国”。神のごとき支配王が千年のあいだ統べるこの国の底辺には、スカーとよばれる卑しい民が存在した。盗賊団の少女ヴィンは、とるにたらぬスカーとし…

『ブラック・ウォーター』T・ジェファーソン パーカー(横山啓明)

内容(「BOOK」データベースより) 女性の身でオレンジ郡保安官事務所の殺人課を仕切る巡査部長マーシ・レイボーンには、試練の事件だ。保安官事務所の身内であるアーチー・ワイルドクラフト保安官補の自宅で惨劇が起きたのだ。妻のグウェンがバスルームで射…

2012年6月の読書メーター

読んだ本の数:8冊 読んだページ数:3464ページ ナイス数:2ナイス■暴れ彦四郎―鎌倉河岸捕物控〈4の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫) 読了日:06月28日 著者:佐伯 泰英 http://book.akahoshitakuya.com/b/4758433615■スキズマトリックス (ハヤカワ文庫SF) 読…

2012年5月の読書メーター

読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2383ページ ナイス数:2ナイス■サイバラバード・デイズ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 近未来のインドを舞台にした連作中短編集。タイトル通りにサイバーで、インドらしく混沌と。解説によれば同じインドを舞台にした長編…

2012年4月の読書メーター

読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2442ページ ナイス数:4ナイス■フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA) 表題作をはじめとする五編を収めた短編集。表題作とそれに続く「Live me Me.」は人が人ではないものに変わってゆく話。ま、そう言うくくりだと「千歳…

2012年3月の読書メーター

読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2496ページ ナイス数:3ナイス■竜と竪琴師―パーンの竜騎士〈10〉 (ハヤカワ文庫SF) 読了日:03月28日 著者:アン マキャフリイ http://book.akahoshitakuya.com/b/4150116180■これはペンです 面白かった。分かったとは言…

2月の読書メーター

読んだ本の数:7冊読んだページ数:2428ページナイス数:2ナイス解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)いやあ、これは面白かった。10年後の主人公が金庫破りになるまでと、金庫破りになってからをカットバックしつつ綴ってゆくス…

2011年の読書傾向

半年前に読書傾向を簡単にまとめたけど、去年の後半もまとまったので簡単に。著者別 9冊:ディーン・クーンツ、宇仁田ゆみ 6冊:アーシュラ・K. ル=グウィン、ロバート・チャールズ・ウィルソン 5冊:スティーヴン・バクスター 、佐伯泰英 4冊:スティー…

『グランド・セントラル・アリーナ (上下)』ライク・E. スプアー(金子浩)

内容(「BOOK」データベースより) 2375年、人類初の超光速航法実験船“聖杯”が光速を超えた瞬間、巨大な閉鎖空間に転移していた。そこは、これまでこの銀河で超光速航法を開発した4000を超えるすべての種族が、覇権をかけて競う壮大無比の闘技場であった!船…

『Junk』三羽省吾

内容(「BOOK」データベースより) 都内某刑務所前。つぶれかけた粗末な飯屋がある。そこの手伝いて、刑務所を見張り、ある男が出所したら知らせてくれと頼まれた俺。ヤバさを感じながらもおいしい条件に承諾したが、案の定、面倒なことになっていく…。善人…

『アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う (英国パラソル奇譚)』ゲイル・キャリガー(川野靖子)

内容(「BOOK」データベースより) 異界族の存在を受け入れた19世紀のロンドン。この地で突然人狼や吸血鬼が牙を失って死すべき人間となり、幽霊たちが消滅する現象がおきた。原因は科学兵器か疫病か、あるいは反異界族の陰謀か。疑われたアレクシア・マコン…

アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う (英国パラソル奇譚) 』ゲイル・キャリガー (川野靖子)

19世紀イギリス、人類が吸血鬼や人狼らと共存する変革と技術の時代。さる舞踏会の夜、われらが主人公アレクシア・タラボッティ嬢は偶然にも吸血鬼を刺殺してしまう。その特殊能力ゆえ、彼女は異界管理局の人狼捜査官マコン卿の取り調べを受けることに。しか…

『蘇るスナイパー』スティーヴン・ハンター(公手成幸)

その昔、ベトナム反戦活動を行っていた男女四人が射殺された。捜査線上に浮かんだのベトナムでのNo.1狙撃手。FBIがモテルの部屋に踏み込んだ時には自分で脳みそを吹き飛ばしていた。これで一件落着と思われたのだが…と言う訳でボブ・リー・スワガーシリーズ…

読書傾向

ちょっとしたきっかけで自分の読書傾向を調べてみた。と言っても著者を読み終わった本の册数ベースで数えただけ。なので上下巻だと2冊にカウント。で、とりあえずこの三年ほどを。2008年 4冊 アレステア・レナルズ、C.J. チェリイ 3册 畠中恵、ダン・シモン…

『姥捨ノ郷-居眠り磐音江戸双紙(35)』佐伯泰英

内容(「BOOK」データベースより) 連日厳しい残暑に江戸が見舞われる頃、坂崎磐音、おこんらは尾張名古屋城下の長屋で落ち着いた日々を送っていた。折しも、磐音との稽古を望む武芸者が藩道場に現れる。どうやら田沼の刺客らしいのだが…。春風駘蕩の如き磐…

『ROMES06』五條瑛

内容(「BOOK」データベースより) 世界最先端の施設警備システムROMESに守られた海の要塞、西日本国際空港。だが、ROMESの全貌を知る者は、西空警備チームでもただひとりだけ。成嶋優弥。ROMESの最高運用責任者。鋭い知性と飄々とした言動で他人をケムに巻…

『ハーモニー』伊藤計劃

伊藤計劃の第二長編と言うか、最終長編と言うか。HTML風の感情マークアップ言語で記述と言うスタイルで書かれた一作。「大災禍」後の、生命主義(と言うか健康絶対主義)の世界を舞台に描かれたディストピア小説。一つ気になっているのは終盤に出て来たミァ…

『M・D 上下』トマス・M・ディッシュ(松本剛史)

随分前に読み始めて上巻まではそこそこさくさくっと読んだのだけど、その後でほかに読みたいものとかに押されてのびのびになっていたのをようやく読了。魔法の杖”カデューシアス”を手にした主人公がもっぱら自分のためにその力を使って、だけど最後は…面白い…

『微熱の街』鳴海章

寺多政道、通称テラマサ。関東粋星会若頭心得―四十もなかばすぎて自前の組を持てない半端な俺だ。犬ころみてえに慕い寄ってくる日系ブラジル人の扶利夫だけが弟分よ。そんな俺のもとに八歳のガキが現れた途端、トカレフ持った正体不明の連中に襲われた。ガキ…

諜報指揮官ヘミングウェイ 上下 ダン・シモンズ(小林 宏明 )

1942年、FBIの作戦実行機関SIS所属のジョー・ルーカス特別捜査官は、フーヴァー長官の特命を帯びハバナへ飛んだ。当時、キューバ在住の小説家ヘミングウェイは地元の民間人を集め、ナチス工作員やUボートの動きを監視するクルック・ファクトリーという防諜組…

『魔道師の虹 上下(暗黒の塔 4)』スティーヴン・キング(風間賢二)

ダークタワーシリーズ第四弾。これまでの三作よりも読みやすかったのだけど、やっぱり時間掛かったなあ。同時並行で他の本も読んでるってのもあるんだけど、集中して読み続けることができないタイプの本はどうしても時間がかかる。

『最も危険な場所』スティーヴン・ハンター(公手成幸)

これはスワガーはスワガーでも父親のアールのストーリー。『四十七人目の男』が忠臣蔵だったら『最も危険な場所』は『七人の侍』だな。面白かったけど、無理にリボルバー縛りにしなくてもよかったんじゃないの?と言うのは無理にボブ・リーにチャンバラやら…

『四十七人目の男』スティーヴン・ハンター(公手成幸)

『極大射程』で大活躍した狙撃の名手ボブ・ザ・ネイラー(釘うちボブ)ことボブ・リー・スワガーも還暦を過ぎ、それなりの収入もあって平和な生活を送っていたはずなのに、太平洋戦争で戦った父親同士の縁で退役自衛官と交友を。ってな発端からはじまるチャ…

増補 ハナコ月記 吉田秋生

雑誌hanakoに1988年6月から1994年9月まで連載された自分と同年代のイチローさんとハナコさんカップルのお話。当時の世相(と言うかhanakoに特集されるようなもの)を盛り込みつつ男と女のディスコミュニケーションをコミカルに。まあ、なんと言うか当時を思…

積ん読

基本的に積ん読はしない主義なんだけど、最近ちょっと溜まりつつある 高慢と偏見とゾンビ ジェイン・オースティン&セス・グレアム=スミス(安原和見) 戦いの子 カリン・ロワチー(嶋田洋一) 艦長の子 カリン・ロワチー(嶋田洋一) メタルギアソリッド ガンズ…