魚卵

先日の某テレビ番組とかそれを受けてのTwitterとかで魚卵ネタがあったので自分もちょっと書いてみるなど。

たらこ

魚卵と言ったらまずはたらこ。スケトウダラの卵巣を塩漬けにした塩たらこがおなじみ。自分が子どものころは流通の問題なのか家計の問題なのか魚卵と言えば無条件にこれでした。
当時は着色料ばっちりのきれいな色のたらこばっかりだったなあ。無着色のが東京近辺で普通に入手できるようになったのって70年代に入ってからかなあ。
山形ではたらこと言えば真鱈の卵を煮つけたものが一般的なんて話を聞いたこともある。あれはあれで美味しい。

辛子明太子

なんか別の魚みたいだけどこれもスケトウダラの卵ですね。中国語だか韓国語でスケトウダラを明太って言うらしい。昔は東京では流通していなくて、父親の九州の知り合いからの到来物とかで手に入ったときにしか食べられなかった記憶が。

筋子

たらこに次いで入手性がよかったのはこれかな。保存のためにきっつい塩味なのでご飯が進む進む。これも昔は高級品扱いだった。いわんやイクラをや。

数の子

基本的におせち料理以外ではお目にかからず。実家のおせち料理に入るようになったのは割と後の方だったような気もする。味と言うよりは食感を楽しむ。

イクラ

昔は流通の関係で東京の魚屋の店頭にはなかなか生筋子なんて並ばなかったってこともあるのか基本的には高級食材扱い。今は季節になれば生筋子が手ごろな値段で入手できるのでほぐして、醤油漬けにして。日本人の味覚としてはこれが魚卵の王様なんじゃないの?

キャビア

最初に食べたキャビアは多分偽物。その後本物(と言っても高級かどうかは不明)も食べたけど、それほど好きってわけではないかなあ。あればもちろん食べるけど。

からすみ

これは魚卵と言うよりは加工食品。酒のアテにはよいけどそんなに大量に食べたいわけでもない。

鰈の卵

子持ち鰈を煮つけたのの卵部分は美味しいけど、単品では流通してないからなあ。

子持ちシシャモ

本物の子持ちシシャモはちょっとした高級品。食べるのはもっぱらノルウェーあたりのカラフトシシャモだよね。