映画『オデッセイ』

トピック「オデッセイ」について

楽しみにしていた一人火星DASH村こと

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見た、面白かった

映画『オデッセイ』(原題:The Martian、原作:アンディ・ウィアー『火星の人』)が封切られたので立川のシネマツーで鑑賞。日本公開が決まった時点で「なんで邦題が『オデッセイ』なんだよ」なんて声も多かったのだけど、まあそれはそれとしてだ。

先日『フォースの覚醒』見たときには何をとち狂ったか吹き替え版を予約して、本編始まるまで気がつかなかったので今回はちゃんと字幕3D版であることを確認して劇場へ。3Dグラスが傷だらけになってきたので交換してもらって(交換しても100円は取られない)館内へ。

毎度のことだけど「わざわざ金払って、劇場に足運んでる観客になんでこんなもん見せるかなあ」と腹立たしい「映画泥棒」の啓蒙動画を見せられて、何本か予告編見て、さあ本編だ。

ストーリーは火星探査隊の基地が嵐に襲われて、離床用モジュールが倒れそうになったので大慌てで逃げ出す途中で主人公の植物学者マーク・ワトニーがアクシデントで取り残される。当初は死んだものと思われていたのだけど実は生き延びて、食料も生産してついには地球との交信手段まで手に入れた。さあ、次は救出ミッションだって話ですな。

原作も含めてストーリー自体は特別なものじゃないのだけど一つ一つのエピソードは(原作もそうなんだけど)よく考えられていて現在の火星探査に関する科学的知見がしっかり盛り込まれているのでともかくすばらしい。

マット・ディモンの演技も(原作のイメージとはちょっと違うかなと思ったけど)シリアスあり、笑いありで楽しめたし、関わる人々の心情もよく描けていたんじゃないだろうか。

ただ、一つ気になったのは火星の表面重力が地球の半分以下だってことが映像では表現されていないことやヘリオスの重力区画も一応遠心重力が働いてるけどサイズと回転数からするとかなり弱いはずなんだけどそうは見えなかったってことかな。

ま、それを差っぴいても十二分に楽しめた。でも、宣伝の仕方はもうちょっと考えてもよかったんじゃないかな。