モルヒネは脳内で生成される――ドイツの研究者が発見

β-エンドルフィンなんかは「体内モルヒネ」なんて呼ばれてたりするんだけど、それとは別物のモルヒネそのものなのか。

医師にとって、大量のモルヒネの代わりに、患者にモルヒネの前駆体――連鎖反応を誘発し、最終的に脳内でのモルヒネ生成量を増加させると考えられる分子――を投与するという選択が可能かもしれないと、ステファノ教授は述べている。何年もの間、脳内にモルヒネが存在するという主張を支持してきたステファノ教授は、2003年発行の『モレキュラー・ブレイン・リサーチ』誌で、モルヒネの前駆体としてのレチクリンという物質の存在について立証を行なっている。
ってことなんだけど、β-エンドルフィンの方が鎮痛効果が高いって話もあって、だったらそっちを脳内で増やす研究もいいんじゃないかなぁ。