お泊り

昨日は地震の影響で首都圏の鉄道はほとんど運休。職場から自宅まではJRだけでも、私鉄(東急と京王)だけでも、JRと私鉄の組み合わせでも帰れるのだけどJRが昨日のうちの運転再開はしない宣言を早めにだしたし、東急も復旧しそうもなかったの電車での帰宅はさっさと断念。
じゃあ歩いて帰れるのかと言うと、Google Mapsさんによると8時間ちょっとかかるらしい。道のりも39kmなので時速5kmで歩き続けられればって話。靴は履きなれたトレッキングシューズだし、バッグも腰にしっかり固定できるので条件としては有利だし、道は迷う余地がないぐらいよく知っているので最後の手段としてはありなのだけど、無理して帰ってもなあと言うことで職場に泊まることに。
夕方、近くのスーパー(オリンピック)に食料の買い出しに。職場のあたりは総じて揺れが少なかったのか全く平常通りの営業中。弁当類も普通にあったので夕食用に冷やしラーメン、朝食用にきしめんを買って、サラダと鶏唐揚げも追加。
職場に戻ってテレビを見たり、NHKのUST見たり。自分以外にも泊まる人間が多い。
八時過ぎてこれから飲みに行くと言う若者達だか馬鹿者たちだかを見送ってから、数人で酒買ってきて職場で飲むかと。
で、24時間やってるはずの駅前の西友に行ったらシャッターしまってる。あちゃーと思ったのだけどすぐそばのセブレブには弁当類以外は商品も豊富に残っていたので酒とか乾きものとか買い込んで職場に戻る。
テレビの地震情報見ながらビール飲んだりして、途中でなぜか自宅遠い自慢大会に。Google Mapsで検索した結果を並べてみると自分以外にも結構遠いのが居るなあ。
そうこうしているうちに十分酔っぱらったし、疲れも出てきたので寝床を探す。職場の打ち合わせスペースの椅子を並べて体を横たえる。

未明の緊急地震速報で目が覚めたらあっちこっち痛い。椅子の縁の部分が変な風にあたっていたり、ろくに寝返りも打てなかったりで体がやすまった気がしないけど戸外で夜を過ごした人と比べれば極楽だよなと。

  • 教訓
    • 食料。今回は職場近くで買い物できたけど、いつもそうだとは限らない。一日分の食料(それも調理しなくても食べられるもの)ぐらいは常備しておいた方がいいのかもしれない
    • 衣類。一日二日は着がえなくてもいいとしても、本気で歩いて帰らなければならなくなった場合は靴下の替えはあった方がいいだろう
    • ポケットナイフ。最近の警察の無理筋に付き合いたくないから持ち歩かなくなったスイスアーミーナイフ。今回は必要なかったけど非常時にはやっぱり心強い。これはどうするべきなのか思案中
    • 寝具。昔は職場に寝袋があったのだけど(笑)、今の職場はそんなものを置く場所はない。エンソライトマットもあれば体が楽だとは思うのだけど、あれもかさばるし。それでもエマージェンシーブラケットぐらいは常備してもいいのかもしれない。